いたりあ紀行(前編)

いかがでしたか?
先月のコラムはバーのネタになりましたか?

22回目のこのコラム。
今回のテーマは「いたりあ紀行」

地球の裏側で同じようにシガーを愛する人々。
イタリアのシガー事情をヒロ嶋田さんに
教えていただきましょう!


今月のコラムも楽しみですね!

(2008年11月)



これがトスカーノ、
まるで小枝のよう
先月末にイタリアを旅してきた。目的地は、ミラノとフィレンツェ。
日本からはローマ経由でミラノに入りホテルへ到着したのは、もう夜10時近かった。
時差のため、数時間の睡眠で目が覚め、朝を待ちかねて、町へと繰り出す。
街角で、シガーを吸う人々を見つけるためだ。

イタリアは、独特の葉巻文化を持っている。
イタリア人にとって葉巻とは、トスカーノと呼ばれるイタリアンシガーのことだ。

ドライシガーの一種であるから、特別な管理は、必要がない。
そして、その味わいはハバナに負けないパンチがある。
エスプレッソと合わせると最高のブレイクタイムを味わえる。
ホテル近くのカフェやバール=Barでイタリアンシガーをふかす人々を写真に納めようと歩き回ったが、全く見かけない。
この数年、アメリカやヨーロッパにおいて、アンチたばこ運動が盛んだ。
屋内や公共の場所での喫煙は、禁止されている。イタリアでも同様だ。

喫煙人口が低いのではないかと不安になる。
だが、道路に目を落とすと、シガレットの吸い殻が散乱している。
そこで、ミラノ中央駅に向かってみる。
人通りが増えてくるとあちらこちらで、シガレットを喫煙する人々を見かけるようになった。
朝のミラノ中央駅前広場は、ビジネスマンでごった返している。
曇りのためとイタリアでも北部に位置するため、思ったより寒い。

すでに冬の装いだった



年季の入った喫煙姿、かっこいい!
昼にドゥオーモ見物を兼ねて、ショッピングセンターのたばこ屋に出かけてみた。
すると、ドゥオーモの正面でイタリアンシガーをふかしながら歩いてくる老人に出会った。

実に様になっている喫煙姿だ。


ドゥオーモからオペラ座に向かってアーケードを進むと今度は、パイプを銜えた老人が歩いてくる。

彼にシガーショップの場所を聞くと、「どこからやって来たか。」という質問が返ってきた。
「日本からだ。」と答えると店の場所を指さして、イタリアの葉巻は、最高だと話してくれた。

ドゥーモにて



イタリアンシガー、トスカーノ
ミラノの中心街にあるシガーショップで手に入れた、イタリアンシガーだ。

その謂われは、TALK2(クリント・イーストウッドとシガー)で書いてある。

イタリアンシガーは、熟成期間で値段も味も違う。
期間の短い順で、6ヶ月、8ヶ月、12ヶ月である。
その上、12ヶ月の製品は、手巻きと機械巻きがあり、味わいが違う。

イタリアは、1997年までたばこの専売制を取っていた。専売制が撤廃された今、政府管理のたばこの葉を数社が卸し受け、各社のブランドで製品をプロデュースしている。


店においてある総ての種類の葉巻を注文すると、店主がヒュミドールから箱を新たに取り出してきた。
中には、トスカーナ産の葉を使用し作ったシガーが眠っていた。
値段を聞くと1本6ユーロだという。
手巻きの2本入りと変わらない。
だが、味は抜群だという。
中央に取り付けられたリングには、フィレンツェの紋章が入っている。
これも購入し、翌日ユーロスターでフィレンツェに向かった。


当コラムについての著作権はすべてヒロ嶋田氏に帰属します。
お問い合わせはシガーダイレクトまで


ヒロ嶋田のスモーキートーク
バックナンバー
Vol.1 7C‘s
7つのCとは・・?
Vol.2 クリント・イーストウッドとシガー
シガーの似合う俳優といえば・・
Vol.3 Cigar in the movie
映画の小道具としてのシガー
Vol.4 Humidor
ヒュミドールってなんですか?
Vol.5 Humidor2 "Keep your cigar"
葉巻をおいしく保管しましょう。
Vol.6 What is Cigar?
葉巻とタバコの違いって?
Vol.7 What is Cigar 2?
タバコの葉、見たことありますか?
Vol.8 What is Cigar 3?
たばこの価値はどれくらい?
Vol.9 What is Cigar ? 4
葉巻に潜む脅威!その名も「葉巻虫」
Vol.10 Tobacco Leaves
たばこ畑って、まだ都市圏にもあるんですよ。
Vol.11 This is Cigar
実は美味しいショートフィラー。
Vol.12 This is Cigar2
おいしい葉巻は職人技が支えてるんです。
Vol.13 葉巻の色は?
ラッパーの色ってこんなにあるんです
Vol.14 葉巻を造る
葉巻工場の秘密兵器とは?
Vol.15 コヒーバの光と陰
コヒーバの知られざる影とは?
Vol.16 コヒーバの闇に埋もれた男(前編)
コヒーバの知られざる影とは?
Vol.17 コヒーバの闇に埋もれた男(後編)
コヒーバの知られざる影とは?
Vol.18 葉巻の香り
葉巻とお酒のマリアージュ!
Vol.19 葉巻の保管(夏編)
夏の湿気対策は?
Vol.20 All About Dupont(前編)
いつかはデュポン
Vol.21 All About Dupont(後編)
ライターと映画の関係
Vol.22 いたりあ紀行(前編)
地球の裏側で見たタバコ文化
Vol.23 いたりあ紀行(後編)
ところ変われば・・・イタリアにて
Vol.24 「褻」と「晴れ」
シガーとハレの関係とは?
Vol.25 宴の後
宴(ハレ)の後・・・
Vol.26 夏の煙管
日本の技術が支える!独自のたばこ文化
Vol.27 夏の煙管2
刻みたばこってこんなに細いんです
Vol.28 夏の煙管3
煙管のメンテナンス
Vol.29 夏の煙管4
煙管の吸い方
Vol.30 クリスタルヨットクラブにて
シガーダイレクトクラブクラブミーティングに参加して
Vol.31 煙管5
夏だけじゃない、着物に煙管を粋に合わせるには?
Vol.32 Anniversary Cigar 1
記念日にシガーを贈る。そんな風習があるんです
Vol.33 Anniversary Cigar 2
大事な日だからこそ、特別なシガーを贈りたい
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Vol48 パイプ −最初の1本−
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紙巻きのたばこについて
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Vol53 シガーダイレクト100万人突破おめでとう!
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