【4】「結婚は出会いがしらがいい」

▲世界中の王侯貴族が愛した、ボヘミアングラスの最高峰、モーゼル。「好きなカットのグラスを選んで」 
シマジ会長 その間に結婚したんだ?

清水さん 早かったですよ。22歳で今の家内と出会い、8カ月で結婚しました。

シマジ会長 情熱家だねえ!結婚は出会いがしらがいいよ。何年も交際して腐れ縁で結婚した夫婦より、勢いで結婚した夫婦の方が鮮度が長続きするようだ。

清水さん おかげさまで。

シマジ会長 「男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる」誤解のまま来れたら幸せだね。どういう出会いだったの?

清水さん オープンしたての小料理屋に飲みに行ったときに、そこの娘さんに一目ぼれです。私より6歳年上でしたが、そんなのどうでもいいくらいの一目ぼれでした。

シマジ会長 出かけて行かないと出会いもないぞ、キンパツ君!

キンパツ君 比べないでください。

シマジ会長 どうやってその娘さんを口説いたんだ?

清水さん その頃巷ではメールが流行り始めた頃だったんです。そのお店は当時には 珍しくホームページがありました。店のホームページもメールも管理している、と聞いたんで、「よし!」と。

シマジ会長 あなたは行動家だ。(笑)

清水さん その後メールでやり取りしているうちに・・・みたいな。

シマジ会長 ガッハッハ!メールの悪用だぞ!

キンパツ君 そうですよ。


【5】みなとみらいの夜景に一目ぼれして
清水さん ある日横浜に遊びに行ったんですが、家族全員でみなとみらいの夜景を見たときに「こんな所に住めたらいいね」って話になったんですね。だったら埼玉じゃなくて横浜で独立してやろうじゃないか!みたいな割と短絡的な考え方で横浜での独立を決めてしまいました。

シマジ会長 その夜景の美しさは、清水さんの家族への愛情や未来への充実感で一層輝いていたんだろうな。



【6】「バカなんじゃないの?」と思うところがみんな好き
清水さん ありがとうございます。

シマジ会長 充実した感じも、奥様を愛する気持ちも伝わってくるよ。

清水さん 結婚してもう20年以上たちますが、私の誤解はまだ続いていますね。今でも家内が1番です。

シマジ会長 幸せなことじゃないか?

キンパツ君 奥様の方はどうなんですか?

清水さん 愛してくれているようです。「この人バカなんじゃないの?」と思うようなところ を楽しんでるみたいですね。

キンパツ君 ・・・く~!。

シマジ会長 どこがバカなんだ?

清水さん 人がやらないような趣味とか、変な、普通の人が見たらくだらない趣味が好きなんですね。

シマジ会長 たとえば?

清水さん 最近事務所で蛇を飼い始めたんです。

タケダ 事務所の人は嫌がりませんか?

清水さん 凄く嫌がっています。(笑)だから、昼は布をかけていて、夜に私一人になると布をとって葉巻を吸いながら眺めているんです。



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上記「」内コメント出典;「リアル・シガー・ガイド」馳星周著(集英社インターナショナル)
馳先生の許可を得ています。


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