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【5】 ある朝気づいたら週刊プレイボーイの編集者になっていた



M氏 アメリカのPLAYBOYの創刊者ですね?

シマジ会長 そう。世界中の全ての男たちのために創刊した雑誌だ。その創刊号にモンローはフル・ヌードで登場している。そのモンローの全裸グラビアを俺は見たんだが、それでも荘厳なお水取りの対象にはならなかった。どうもしっとりしたところを感じないんだよ。
俺はそんなアメリカ女性のヌードよりも、活字の方に夢中になった。他の少年たちがお金を握りしめて少年ジャンプの発売日に並ぶ横で、中学生のシマジ少年は同じようにお金を握りしめてPLAYBOYを買って帰る。インクの香を嗅ぎ、隅から隅まで英語の辞書を片手に読んだよ。そこまで淫すると、ある朝気づいたら、俺は週刊プレイボーイの編集者になっていたんだ。

タケダ 凄い話ですね。何がそんなにしたんでしょう。

シマジ会長 信念だよ。

タケダ そこまで思い続けたから、集英社の面接のときに「君みたいな人を待っていたんだ!」と言われたんですね。
【6】 仕事を、夢中になって淫してやまないものにするんだよ
シマジ会長 そうだよ!「サラリーマンは奴隷のように拘束されて働く人だ、拘束されている間は仕方がないから働くが、解放される時間が待ち遠しい!」というのじゃ人生寂しいじゃないか。仕事というのはそんなものじゃない。もう夢中になって淫してやまないもの、そんな仕事の仕方をしなくっちゃ。そこにあるのは信念なんだよ。とにかくモンローには欲情を感じなかったが、ヒュー・ヘフナーの活字の世界、彼が考えた世界観に俺は夢中になった。

タケダ そこ、興味深いですね。

シマジ会長 確かに週刊プレイボーイも入り口は女性のヌードだ。それをオカズにお水取りをした男はいざことが終わると「俺はバカになった」ような気がする。
【7】「賢者の時間」の質を高めるためには、お世話する女性は素晴らしいほうがいい

タケダ それを今風に言うと「賢者の時間」と言うそうです。

シマジ会長 「賢者の時間」!いい表現だね、言いえて妙だ!ふと我に返るとき、男はなぜか哲学的になるもんな。

M氏 悟りを開きたくなる、って感じかもしれませんね。

キンパツ君 よく「ことが終わってしまうと『この女、帰らないかな』って思う」と言いますもんね。

シマジ会長 ガッハッハ!この「賢者の時間」に男は哲学的になる。そこで読む活字が素晴らしいものなら我を取り戻して感動するんだ。だからこそ、その前のお水取りのとき、どんな女性にお世話してもらうかは、将来の人格形成に大きく影響する。

M氏 (笑)。オカズの選び方で男が変わるわけですね。いやー、今月のレビューの内容は女性には見せられませんね。

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