40%OFF!+tax CigarDirect

		会員制　7,500円で毎月5種のハバナ・シガーを自動お届け

【3】今月、あまり通えない高級ソープ嬢に会った！

シマジ会長　（笑）。お！このロメオNo.2は・・・やっぱりNo.2くらいじゃ格が不足してるな。

Ｍ氏　アクのなく人当たりはいいジェントルマンって感じですよね。

シマジ会長　77点！モンテクリスト　エドモンドは安定させた状態がよかったせいか、美味いよ。

Ｍ氏　シマジ会長のヒュミドール・マジックですね。しかし、いろいろ吸って思うのは確かに今日のエドモンドは美味しいんですが、価格を考えるとコストパフォーマンスが悪いですよね。

シマジ会長　そうだなあ。モンテクリスト伯の主人公の名前をつけたぐらいなら、もっと突出して美味くてもいいよな。それを考えて83点。

Ｍ氏　パルタガス　セリーD No.5はどうでしょう？サイズが適当でデイリーシガーにいいと思いますが、個人的にはセリーD No.4を選ぶとこです。

シマジ会長　俺は好きだなあ。タケダ、一箱頼むよ、オーダーしてくれ。

―　わかりました。

シマジ会長　ロメオNo.2がビギナー向けなら、これは通好みという感じだな。89点。

Ｍ氏　では王道のコイーバ・ロブストスにいきましょう。私は昔の会社が潰れたとき、武田さんにもらってバーで吸ったシガーがこれなんです。そのとき自分を取り戻して、「なんて美味いシガーなんだろう」と思いました。だからこのシガーが今月のラインナップに入っているってわかったときは本当に嬉しかったんです。

シマジ会長　シガーっていうのはそういう思い出と切れないところがあるよな。多分このレビューを読むメンバーそれぞれ、思い出がいろんなシガーにあるだろうし、これからも生まれるんだろうと思う。

Ｍ氏　たとえて言うなら、馴染みだけどもあまり通えない高級ソープ嬢に会えるって気分でした（笑）。

シマジ会長　シガーマニアはコイーバのロブストスに最後は落ち着くような気もするな。さすがの味で95点！

【4】以前気に入った素晴らしいデリヘル嬢に偶然再会した！

Ｍ氏　では最後はポールララナーガロスアンデスラテンアメリカ RE2009、これってテイスティング始めた当初に吸ったロスアンデスですよね？シガーのふるさと南米向けの。

―　そうです。レジオナルシガー、奇跡の再登場です。2009年、南米向けに600箱しか作られませんでしたからね。アンディノというのは、アンデス山脈という意味だそうです。

シマジ会長　そうか、あのときもうまくてうまくて、Ｍちゃんと一箱頼んだよな。

Ｍ氏　私はこのポールララナーガは、今までのレジオナルで実は一番好きだったんです。まさか復活はないと思っていました。だからものすごくうれしいです。以前気に入った素晴らしいデリヘル嬢に偶然再会したような気分です。

シマジ会長　面白いたとえ言うねえ。やっぱりこれが美味いと思った印象は変わらないよ。95点。どう？

Ｍ氏　異存ありません。

シマジ会長　やっぱりこれも一箱頼む。オーダーだ、タケダ頼む。

―　わかりました。

【5】プラハから1時間の温泉地、その場所はカサノヴァが晩年を過ごした場所だった

▲カサノヴァが晩年を過ごした町、現チェコ領ドゥフツォフ
photographed by Slimejs

シマジ会長　さっきのカサノヴァの話だけど、俺はどうしても行ってみたくて取材したことがあるんだよ。

Ｍ氏　どこを取材したんですか？

シマジ会長　晩年住んでた場所だ。彼は恋愛を追いかけた末に最後はボロボロになったんだよ。そのときカサノヴァは何を考えたんだろうって、興味があったんだよ。

Ｍ氏　シマジ会長らしいですね。

シマジ会長　最後は生活習慣病の倉庫みたいになったんだよ。晩年住んでたその場所はプラハから1時間くらい行った温泉地の孤城だ。それは寂しいところだったよ。

Ｍ氏　恋愛に明け暮れた人生を後悔したんですかね？

シマジ会長　ところがそうでもないんだな。カサノヴァはそこで回想録を書いている。そこに書かれた恋愛遍歴、ベッドをともにした女性は1000人を超えていたんだよ、それをそんな場所でまとめあげたんだ。それが凄いだろ？後悔どころか

「ああ、俺の人生は素晴らしかった」と自分の人生を許したんだ。

Ｍ氏　むむ！私も頑張りましたが、カサノヴァとはとても勝負になりませんね（笑）。

シマジ会長　当たり前だ（笑）。噂じゃ、そこで貴族に年金をもらった。その代わり、そこの本を整理してくれ、と言われたんだけど、自分が興味のある本しか整理しない（笑）。

Ｍ氏　とんでもないですね（笑）。

ポールララナーガ　ロスアンデス　RE2009　アンディノ	コイーバ　ロブストス >ご依頼はこちら
パルタガス　セリーD　No.5	モンテクリスト　エドモンド >ご依頼はこちら

次ページ＞＞　恋愛にあけくれた人生をカサノヴァが許せたのは・・・

バックナンバーを読む >